まず、治療につなげることです。家族が発病に気がついていなければ、家族と連絡をとりあい、仕事の負担を減らすか、病状によっては職場から一時離れ、自宅療養できる環境を作ってあげることです。患者さんには休んでも会社の運営に支障のない体制が作れることを強調します。患者さんの多くは、仕事を休むことに抵抗感をもちます。同僚や上司に迷惑がかかることに、ひどく神経質で過敏になっています。また、家族に対しても、「一家の柱が働けなくなったら破滅だ」と、生活の不安をおぼえ、自分を責めています。 今までまじめに何十年も働き、有給休暇すらほとんどとっていない場合もあります。健康回復こそ、自分や家族のため、会社のためになることをよく話し、そのような環境を作っていくことも必要でしょう。 会社における普段の人間関係、信頼関係が大切です。そのような信頼関係のおける人から話してもらうこともよいでしょう。職場にメンタルヘルスに理解のあるスタッフがおり、日頃から職員の心身の健康に配慮がなされていれば理想的です。